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  1. 姫路市議会 2020-03-10
    令和2年3月10日文教・子育て分科会−03月10日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    質疑              13時50分 ◆問   中学校費中、学校建設費における水泳プール整備事業費について、これは書写中学校プール改修に要する経費なのか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   工事スケジュール説明してもらいたい。 ◎答   令和3年度水泳授業に間に合うよう、令和2年度中に工事を完了させる予定である。 ◆問   4月に中学校修学旅行実施される予定だと思うが、新型コロナウイルスによる感染が拡大している中、実施の可否はいつ判断するのか。 ◎答   現在、校長会協議を進めているところであり、結果が出れば速やかに報告したい。 ◆問   新規事業市立幼稚園在り方方針の策定に関する説明の中で、市立幼稚園児童数が減少しているという内容があったが、教育委員会として児童数が減少している原因をどのように捉えているのか。 ◎答   現在、女性の社会進出による就労機会増加保護者就労形態多様化等により、子ども施設に預ける傾向が強くなっている。そのような状況の中、児童を午後2時までしか預かることができない市立幼稚園は、保護者にとって選択しづらいものとなっており、このことが市立幼稚園児童数が減少している理由の1つだと考えている。 ◆意見   そのとおりだと思う。表現は適切でないかもしれないが、市立幼稚園のサービスが悪いから選択しにくいということだと思う。  国は、就労家庭幼稚園教育を保障するため、預かり保育実施するように示しており、また、市民からも要望があったにもかかわらず、預かり保育実施してこなかったわけである。そのような中で、児童数の減少を理由市立幼稚園在り方を見直すのは本末転倒である。 ◆問   市立幼稚園在り方方針を策定する検討委員会附属機関になるのか。それとも私的懇談会なのか。 ◎答   教育委員会としては、附属機関という形を取ることは考えていなかった。市立幼稚園在り方方針を策定する事務については、こども未来局が行うことになるが、連携しながら協議検討を行っていきたいと考えている。 ◆問   どちらが検討主導権を握るのか。 ◎答   事務所管という意味であれば、こども未来局になる。 ◆問   教育委員会に聞くのもおかしいかもしれないが、検討委員会の人選はどのように考えているのか。 ◎答   今後、こども未来局が具体的に委員の選定を行っていくが、これまでの教育委員会における検討では、保護者の代表や園長会幼稚園就園前子どもがいる保護者などが候補に挙がっていた。この考え方は、所管が替わっても大きく変わるものではないと考えている。  また、今回の所管替え教育委員会権限に関する事務市長部局職員に補助執行させる形をとるため、市立幼稚園に関する権限教育委員会に残ることになる。 ◆問   検討委員会委員教育委員会の考えと同じように選任されると理解するが、議員が入るようなことはないのか。 ◎答   教育委員会としては、議決機関に属する議員執行機関の組織に入ることは望ましくないと考えており、議員検討委員会委員に任命することは考えていなかった。 ◆問   予算自体教育委員会予算になるのか。 ◎答   教育費の中で措置されることになるが、スポーツ振興費のように予算所管教育委員会以外の市長部局とすることは可能である。 ◆問   埋蔵文化財センターでは入場料を徴収していないのか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   美術館文学館等入場料を取っており、教育使用料中の文化振興使用料の中に歳入として計上されているが、なぜ埋蔵文化財センターでは入場料を徴収していないのか。 ◎答   様々な考え方があると思うが、美術館文学館については、作品を借りてきて広く市民等に見てもらうこともあり、入場料無料にすることは難しいと思う。  一方、埋蔵文化財センターについては、姫路の史跡や様々な文化財に親しみを持ってもらうために多くの人に来館してもらいたいという考え方から、入場料を徴収していないというのが実情である。 ◆問   美術館文学館等についても入場料無料にすることで入場者が増え、文化意識の高揚につながるのではないのか。 ◎答   収支面検討を含め、指摘の点は今後の検討課題であると考えている。 ◆要望   施設入場料については、同じような考え方対応するほうがよいと思われるため、今後しっかりと検討してもらいたい。 ◆問   令和年度から夢前学校給食センター受配校給食配膳員配置しているが、現在の状況はどうなっているのか。 ◎答   夢前学校給食センター受配校14校園に対し、給食配膳員を12人配置している。そのうち幼稚園2園については、隣接する小学校配置されている給食配膳員対応することとなっていた。  しかし、幼稚園での対応がおろそかになっているのではないかという指摘を受け、現地確認を行う予定であったが、新型コロナウイルス感染症対策に伴い臨時休業となっている。  来年度給食配膳員任用形態会計年度任用職員に変わり、また学校園管理職が替わることが想定されるため、改めて給食配膳員配置趣旨を指導するようにしたい。 ◆問   本来は各学校園に1人ずつ給食配膳員配置するべきではないのか。 ◎答   幼稚園での給食実施日が週3日ということもあり、14校園全て配置はしていなかったが、委員指摘も踏まえ、今後検討したいと考えている。 ◆要望   市内統一した衛生基準に基づいて給食を提供するという本来の趣旨を踏まえ、しっかりと取り組んでもらいたい。 ◆問   外国人学校児童生徒就学援助費について説明してもらいたい。 ◎答   西播朝鮮中級学校に在籍する児童生徒保護者のうち、生活保護受給者と同じくらい生活に困窮し、子ども就学に際し経済的な援助を必要としている人に就学援助費を支給するものである。  また、就学援助額公立小中学校等就学援助制度と同額である。 ◆問   予算上、何人分就学援助費が計上されているのか。 ◎答   就学援助内容によって異なるが、初級部については、学用品等を50人分、新入学児童生徒学用品費等を10人分、修学旅行費を10分人計上している。  また、中級部については、学用品等を20人、新入学児童生徒学用品費等を10人分計上している。 ◆問   過去の支給実績はどのようになっているのか。 ◎答   初級部については、平成28年度は47人、29年は42人、30年度は34人である。  中級部については、平成28年度は15人、29年度は12人、30年度は20人である。 ◆問   同学校児童生徒数の推移はどのようになっているのか。 ◎答   市内からの通学者は、平成27年度は186人、28年度は179人、29年度は164人、30年度は165人、令和年度は150人となっている。 ◆問   令和2年度学校施設整備の主な内容について、分科会終了後でよいので資料で提供してもらいたい。 ◎答  (分科会終了後に資料を配付) ◆問   姫路市立学校用教科用図書採択における教科書調査員一覧表に関して公文書公開請求を行った結果、非公開決定となったため、審査請求を行ったところ、情報公開審査会では、一部の非公開情報を除き公開するべきという結果になった。  全国的に公開する流れがある中で、費用と時間を無駄遣いしたと感じているが、教育委員会はどのように考えているのか。 ◎答   非公開前提教科書調査員に就任してもらっていたため、非公開にするべきと判断したものであるが、令和2年度以降は公開という形で対応していきたいと考えている。 ◆委員   全国的に公開する流れになっている中で、結果的に予算や時間をかけなければならないような判断をしたことは間違っているのではないかと言っている。 ○委員長   予算に関連した質問をしてもらいたい。
    委員   予算の使い方についての考え方を聞きたいということである。結果的に無駄な予算を使ったことになるが、その認識を知りたいものである。 ○委員長   答弁があれば聞きたい。 ◎答   情報公開審査会に関する予算教育委員会所管ではない・・・。 ◆問   教育委員会予算でなければ幾ら使ってもよいという認識なのか。 ◎答   担当課に確認してみないと詳細はわからないが、情報公開審査会開催に当たっては、費用弁償を除き、1回ごとに情報公開審査会委員報酬が支払われるものではないと認識している。 ◆意見   今後の行政運営にも影響するので考え方を聞いておきたかった。 ◆問   新規事業のうち公民館整備について、実施設計の対象となる公民館はいずれも2階建てであるが、改修に当たりエレベーター設置されるのか。 ◎答   エレベーター設置については、実施設計の中で具体的に検討していくことになる。  なお、令和年度も4公民館実施設計を行っており、令和2年度工事予定であるが、平屋である1館を除き、残りの3館はエレベーター設置する予定である。 ◆問   構造や立地上の制約がある場合を除き、基本的には公民館エレベーター設置する方針であるという理解でよいか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   自然学校推進事業費が約7,000万円計上されているが、新学習指導要領全面実施や、新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休業による未指導分学習への対応等により授業時間数の増加が見込まれる中で、本当にこれだけ予算をとって自然学校実施する必要はあるのか。 ◎答   自然学校は、自然の中での長期宿泊体験を通して、自分で考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する力や、生きる力の育成を目的に実施するものである。  開始から約30年が経過し、5泊6日であったものが4泊5日になったということはあるが、兵庫県も実施により得られる効果は認めている。このような体験活動兵庫県としても大事にしていきたいということであり、本市でも実施しているものである。 ◆問   電気方式によりエアコン設置している学校園において、デマンドコントローラーによる警報が鳴った場合は、エアコンを停止するようになっている実態があるということを聞いた。  このデマンドコントローラーは、全ての学校園設置されているのか。  また、デマンドコントローラーは、基本的に前年度電気使用量の一番高いところで設定されていると理解しているが、エアコン使用により電気使用量が増えるため、エアコン導入前の電気使用量に基づく設定では当然のように警報が鳴ることになる。  そのため、デマンドコントローラー設定を変える必要があると思うが、実際はどのように運用しているのか。 ◎答   幼稚園を除き、電気方式によりエアコン設置している学校園についてはデマンドコントローラー設置している。  また、エアコン整備により電気使用量増加することを前提デマンドコントローラー設定を行っており、使用する中で支障がある場合は設定し直すようにしている。 ◆要望   エアコンが効果的に使用できるよう、柔軟に対応してもらいたい。 ◆問   不登校やいじめの問題、児童虐待など、児童生徒を取り巻く様々な課題対応するため、令和2年度スクールソーシャルワーカーを12人から17人に増員し、全中学校区に配置することにしているが、具体的な配置方法説明してもらいたい。 ◎答   1人につき2つの中学校区を担当し、それぞれの中学校に年間20日ずつ勤務してもらう予定である。 ◆要望   不登校児童生徒への対応を丁寧に行ってもらいたい。 ◆問   スクールソーシャルワーカーの増員以外に不登校児童生徒対策のための事業は考えられないのか。 ◎答   不登校については、一番大事な課題だと思っている。  まず、不登校にならないための予防的な施策として、分かる授業充実など、学校に行くことが楽しいと思えるような状況をつくっていきたいと考えており、あわせて、相談体制充実を図りたいと考えている。  次に、不登校になってしまった場合の対策のうち、  適応指導教室複数設置については、しっかりと検討して何らかの結果を出したいと考えている。 ◆要望   適応指導教室複数設置に向けた検討をしっかりと進めてもらいたい。 ◆問   コミュニティスクール推進として約770万円が計上されているが、内訳説明してもらいたい。 ◎答   主には、各義務教育学校配置するコーディネーターの報酬である。そのほか、コミュニティスクール等で研修を行ってもらうための旅費や学校運営協議会運営に必要な需要費が含まれている。 ◆問   小学校費中の要・準要保護児童就学援助費及び中学校費中の要・準要保護生徒就学援助費について、令和2年度令和年度に比べて予算が増額されているが、単価受給基準等が変わったのか。 ◎答   受給基準は変わっていないが、小学校新入学児童生徒学用品費等を5万600円から5万1,600円に増額し、また、中学校新入学児童生徒学用品費等を5万7,400円から6万円に増額するなど、支給額単価が上がっている。 ◆問   要・準要保護児童生徒は何人いるのか。 ◎答   令和年度の数字になるが、小学校については、2万9,508人に対し、要保護児童は236人、準要保護児童は2,656人である。また、中学校については、1万4,066人に対し、要保護生徒は139人、準要保護生徒は1,486人である。 ◆問   今後、市立幼稚園建て替え等については、市立幼稚園在り方検討する委員会での議論内容に大きく影響を受けることになると思うが、市立幼稚園建て替え等についても新設されるこども未来局で議論することになるのか。 ◎答   幼稚園に関すること全てが新設されるこども未来局に一元化されるわけではなく、幼児教育保育提供体制検討に関する事務こども未来局所管すると認識している。  しかし、幼稚園所管教育委員会であることに変わりはないため、実際には、教育委員会こども未来局が連携して幼稚園在り方検討していくことになる。 ◆問   埋蔵文化財発掘調査受託件数はどれくらいあるのか。 ◎答   平成30年度のデータであるが、発掘調査は23件、調査面積は6,844平方メートルである。 ◆問   埋蔵文化財発掘調査受託収入約7,600万円の内訳説明してもらいたい。 ◎答   英賀保駅周辺区画整理事業に伴う発掘調査が2,097万6,000円、民間開発工事に伴う発掘調査は、一般遺跡が2,949万7,000円、和久遺跡が1,567万5,000円、須加院地区農地整備事業に伴う発掘調査が992万7,000円である。  なお、公共工事に伴う埋蔵文化財発掘調査費用については、各課の予算で計上されており、ここには含まれていない。 ◆問   兵庫県も発掘調査をしていると思うが、姫路市との分担はどのようになっているのか。 ◎答   県施行工事に伴う発掘調査兵庫県で対応している。一方、市内民間工事に伴う発掘調査については姫路市が対応している。 ◆要望   姫路城の調査が大分残っていると聞いているため、早く進めてもらいたい。 ◆問   市立幼稚園在り方方針を策定する検討委員会開催回数開催期間について、教育委員会としての想定を説明してもらいたい。 ◎答   開催期間は約1年間、開催回数は約6回と想定していた。 ◆問   新規事業である鑑賞教育プロジェクトアートカードについてもう少し説明してもらいたい。 ◎答   これまで、学校連携プロジェクト展ということで、市内小中学校高校等と連携して、美術館のコレクションに親しんでもらう機会をつくってきたが、同時に複数学校対応できるプロジェクトではなかった。  そこで、主な館蔵品の画像を使ってアートカードという形の教材を作成し、行事や学校授業使用してもらうことで、美術品の価値を多様な市民にわかりやすく伝え、市民の誇りとしてもらえるよう普及を図ろうとするものである。  この取組は、文部科学省が推奨している美術鑑賞教育推進するツールの1つとして国立美術館が数年前から実践しているものであり、姫路市でもその取組を採用するものである。 退職者あいさつ 教育委員会終了         15時01分 散会              15時01分...